『アリエッティ』をレンタルで見た感想 ― 2011/08/05 22:40:55
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ほろよい はちみつレモンを片手に、夕餉を堪能した管理鳥(以下:鳥)です。
白身魚のホイル焼き、うまー。(´▽`*)
明日は土曜なので、TSUTAYAでDVDを借りてきました。
最近レンタルが開始されたジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』。
で。
夕飯の後、自室に戻って早速PS2で見てきたわけですが。
……えーと。
うん、まぁ……面白い……かな? うん……
(以下から、超ネタバレしつつ感想を書いてます。お嫌な方は、Go Back Pleaseですよ!)
近年色々と忙しくなって。
宮崎アニメは大好きだけど、ゲドとかポニョとかなんとなく見てなくて。
でも「まぁいいか」で済ませちゃってて。
偶々、帰り際にレンタルが始まった事を思い出して。
「じゃあ見よう」と200円で1本借りて。
……うん。
いや、絵はやっぱり綺麗だと思います。ボール遊び(?)してるアリエッティ可愛い。
ジブリは色彩に拘ってるって話ですし、その辺は流石ジブリ作品。
でも。
なんか……色々とチグハグ な印象を抱くのは、鳥だけでしょうか。
<その1>
執拗に小人たちを生け捕りにしたがる家政婦・ハル。
鳥が見た感じ、「何故? 何の為に?」がまったくわからない人。
自身が泥棒小人と呼称する生物を歪んだ笑い顔で追いつめるシーンは、物凄く不気味で気味が悪い……
現在(2011年)より少し昔の時代設定なんでしょうが、それにしたって主人(あるいはその家族)に仕える立場の人間とは思えない行動が多いです。
病気の坊ちゃんが生活している部屋で、見える位置にカラスの羽が散っていても全く拾わなかったり。
少なくとも、立場的には上である筈の坊ちゃんを無断で閉じ込めたり。
家主に報告も相談もせず、勝手にネズミ駆除屋を呼んだり。
何度も注意を受けている様子でありながら、一向に駐車のマナーが改善されないのも、よくわからない。
劇中では、坊ちゃんの来訪と家主の帰宅時の2回、彼女を原因として家主が困る破目になっています。
2回目は泥棒小人に対する執着故の失態だ、とも考えられますが……
いくら、小人の存在(を訴える自分の正しさ)を知らしめたいのだとしても。
「小人を捕まえた」と大騒ぎした挙句、家主を押しのけるような失礼を働き、剰え坊ちゃんの部屋で勝手に私物を弄くった上に、碌な説明も謝罪もなくさっさと退室して、自分が呼んだ業者に「逃げた!」と喚き立てる。
この人……家政婦として以前に、いろいろと大丈夫……? (;゚Д゚)
<その2>
繊細で気弱な子供かと思いきや……な、坊ちゃん・翔(ショウ)。
親から聞かされた小人に興味を持つのは、わかります。
病弱っぽいし、心臓の病で悲観的な性格になってしまったとしても、おかしいとは思いません。
なぜか小人の住居をバッチリ発見できたりしてますが、それは僥倖だったということで無理矢理納得しましょう。
で す が。
会ったばかりの異種族に、いきなり「滅びゆく種族」「そういう運命」はないだろ常識的に考えて……(・ω・;) <絶滅ってオイ
あと、あの短時間で台所を戻せたのは神懸り的に指先が器用だったって事ですか。そうですか。
で、最後には「心臓の一部」発言……
あの短時間の交流で、そこまで親密な友情が芽生えていたとは夢にも思わなかったZE☆
<その3>
あんまり物理とか詳しくないけど、違和感のある事象諸々。
あのサイズのポットで、水(液体)って出てくるんだろうか。
アリエッティの服は全然濡れないけど、何製なんだろう(光沢はポリには見えないし、布ならどんだけ繊維細かいんだ)。
そもそも、なんでアリエッティたち小人は西洋風な名前なのに、ショウたち人間は日本的な名前なのかも疑問。
言語や文字は共通らしいし、曾祖父(高祖父だっけ?)の代から日本に住みついてるにしては、各小人の生活がヨーロピアンなんですよねぇ……
人間界から遠い生活をしてるらしいスピラーは別としても、なんか違和感が拭えません。
で。
これは言いがかりに近いんだけど……
ショウが読んでいた本の文字が、ただの■の羅列で表現されていた事に驚きました。
ジブリ作品の絵って、誰も見ようとしないような箇所でもきちんと書き込まれてたイメージがあったもので(紅の豚とか)。
あと、なんか食事があんまり美味しそうに見えなかった事も地味に驚愕。
劇中でスープかき混ぜたりパン(とチーズ?)を食べてるシーンがあるんですが、あんまりそそられないっていうか……
「あっ、いいな」って気持ちにならなかったです。
千と千尋の屋台料理とか、ラピュタのパズーの目玉焼きパンとかは、凄く美味しそうに見えたんだけど……
でも、小人サイズの世界で水気のある食べ物を表現するなら、これは仕方ないのかな(表面張力的な意味で)。
ナウシカやトトロを彷彿とさせる演出は嬉しかったけど。
小人の世界と病弱な少年の世界という狭い範囲で違う視点から展開していく物語も、面白かったけど。
そもそも敵としてカウントできる唯一のキャラが一般人だから、病弱+極小コンビで激しい立ち回りをするには無理があるにしても……
まち針とか、他の小人とか、やっかいな生物とか。
散りばめられた複線っぽい台詞が全然回収されないまま終わってしまうので、凄く勿体無い気分というか、消化不良というか。
もっと長くてもいいから、先のストーリーが知りたいなぁ……
結末までは無理でも、せめて手術の結果とか、描いて欲しかったなぁ……
そこら辺は、原作読んで補完せいよって事なのか。(--;)
改めて見直したら、なんか偉そうな事書いてますね自分。(;鳥>
いや、良い所もあるんです。
色彩とか、前半の『借り』の様子とか、宮崎アニメでは珍しい頼れる父親とか。
なんだけど……なんだけどなぁ……うーん……
ディスクをワンダと巨像に入れ替えながら、今日はこの辺で。
それでは。
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